カシワックスレポート
4月末にカシワックスのテストを兼ねて白馬へ行ってきました。
カシワックス液体は滑るのか?持続性はどうなのか?
率直な感想として、確かに滑ります。低速(緩斜面)での滑り出しに違いを感じました。そして持続性については、半日は違和感無く滑ります。2日目に液体を滑る直前に塗り、3日目は液体を塗って十分に乾燥させてから滑走しました。2日目は後半やや滑走性が落ちたかなと感じましたが、十分に乾燥させた3日目は、1日ストレス無く滑ることが出来ました。乾燥させたほうが持続性は高く感じました。かなり満足する結果となりました。
初日はKWX-4のテストをおこないました。持続性に関してはやはり、春になると雪面摩擦が大きくなるため、KWX-4が必要だと思います。
液体タイプのKL-101で春雪を滑るのもよし、またKWX-4をホットワックスするもよし。
ただ液体WAXをした後、ホットワックスする場合はKWX-1で液体ワックスを取り除くクリーニング作業が必要となります。液体WAXの上にKWX-3は上にのりません。
あとカシワックス用として、アイロンを HOLMENKOL の“レーシングワクサー”を使用しました。このアイロンは50℃からの温度設定が可能なため、カシワックスには適しています。また、ハイパーワクサーも75℃からの温度設定が可能なので、こちらも良いと思います。
カシワックスがスキー業界でどれほどシェアーを伸ばしていくかが今後楽しみです。
Kashi WAX (カシワックス) その4
↑カシワックスKWX-4。
液体タイプKL-101。
↑温度調節は50℃から可能
←青色のアイロンがホルメンコール
ハイパーワクサー