クラウン第七章

平成25年3月24日

場所:栂池高原 チャンピオンゲレンデ

天候:晴れ  

ゼッケンNo,18





昨シーズン、怪我の影響もありクラウン受験をしなかった。
2年ぶりのクラウン受験。今回は、自分の中でしっかりとテーマを持って望むことが出来ている。同じ仲間にも良い刺激・アドバイスを受け、なんだか今までにない気分で来た。

事前講習は深沢祐介さん。今回の僕の考え・テーマとすごくマッチするアドバイスをもらえた。そこにちょっとした感覚を追加するだけだった。


         


 不整地大回り 南斜面
最初の種目。出だし合格点がほしいが守りたくない。スピードのある中で、途中から落ち込んだ斜面にしっかりとターンをあわせて滑ろうと思った。しかし、見せ場斜面で痛恨の切替えミス・・・ガッツリ行き過ぎた末のミスだった。 79点




 大回り ナチュラル
今シーズン、左外足右ターンが内倒ぎみだったが、その点を注意し、ターン後半のヌケをスムーズに心がけた。また、事前講習でアドバイスを受けた谷回りのスムーズさにも注意した。
80点




 不整地小回り チャンピオン北側斜面
スタート前の意識が悪かった。心がける点を何も意識せずスタートしたために、ポジションが悪く、板のトップを落とし難かった。滑りながらポジションを戻すことに精一杯だったが、そのままゴールを通過。不得意でない種目だけに、悔いが残る1本となってしまった。79点

 小回り ナチュラル
ガツガツしない小回りを心がけた。普段からエッジを立て気味なので、その点も注意ながら落差を出していった。斜面もあまり荒れていなかったので、検定員に向かって真ん中を滑っていった。滑り自体は悪くなかったと思う。 80点

 フリー
最終種目になり、斜面もゆるんできてスピードが出難そうだった。出だししっかりとスピードをつけて、板の減速要素を出来るだけ無くし、キレを出していきたいと思った。考えていた構成はイマイチだがスピード感は落とさずに滑れたかと思う。 80点



今シーズンは怪我もなく、また昨年の肺の病気の影響もほぼ無かった。仲間が全日本に行き、その刺激を受けたのも大きかった。また今回、事前講習での講師との考え方がマッチしていることも大変大きかったと思う。
クラウンはスピードのある中で、運動要素・キレ・走りを出していかないといけない。その中で失敗をしないことは大前提だ。今回は、スタート前の意識などが、本番でのミスにつながっている。そういった点も含めて再度練習していこうと思う。
キレ、走り、スピード、安定性。最近の教程に惑わされている人も多いが、到達点はここしかないと思う。 僕も少しグラついたが、最終的にのぼりつめるのはここだ。



今回の受験者数は40名、合格者は7名となった。合格者は全日本出場選手がほとんどだった。