クラウン第八章

平成26年3月30日

場所:栂池高原 チャンピオンゲレンデ

天候:雨  

ゼッケンNo,37





シーズン終盤の恒例行事となっているクラウン受験、今シーズンも栂池に行ってきた。
今回は、昨年同様に同じテーマで練習してきている。

事前講習は吉岡裕也さん。今回の僕の考え・テーマ・感覚を変更することなく滑ることができた。あとはスタート前の意識確認を持つということを追加することだった。


         
検定当日、最初の種目スタート前に、ゴーグルのベルトが取れるというアクシデントもあったが、友人が快くゴーグルを貸してくれたので助かった。やはり持つべきものは良い友達だ。


 大回り チャンピオン北側斜面
1種目目。情報では固めのバーン状況ということだったので、出だし抑え目に行ったが、思ったほど固くなく、ちょっとスピード感が欠けたかと思う。また雪面タッチも軽くなってしまった。 79点


 小回り チャンピオン北側斜面
長めのエッジングと幅のあるターン弧を描くことを心がけた。大体の感覚で滑れたが、2ターンほど板が抜けてしまったことが、点数を落とすことになってしまったと思う。 79点


 フリー チャンピオン北側斜面
スピードをつけてダイナミックに滑ることを意識してスタートした。点数は出たが、見学している友人からは、構成がイマイチだと指摘を受けた。今後は、斜面にあった構成を見直す必要がある。 80点


 不整地小回り チャンピオン
最終種目、コブのピッチは狭めだが、斜度はきつくないのである程度のスピードは必要だと思った。最初は幅を使い、後半は縦目にし、スピードアップをして滑った。今練習しているコブの滑りは完成度が低いので、今回は封印した。 80点




やはりクラウンはスピードのある中で、運動要素・キレ・走りを出していかないといけない。その中で雪面状況をよみ、的確に判断する調整能力がやはり重要だ。今回は、最初の2種目で点数を落としている。それは雪面状況を判断できていないのが原因のひとつにあると思う。そのような点も含めて再度練習していこうと思う。

今シーズンはしばしば腰痛で、滑走日数を減らすこととなった。また、新しいブーツの調整にも時間がかかってしまい、足・腰の痛みと耐えながらのシーズンであった。


今回の受験者数は44名、合格者は3名となった。雨の中の検定だったが、クラウン受験者は昨年と変わらない人数であった。